レアシュガースウィートとは
レアシュガースウィートは松谷化学工業が発売している希少糖シロップです。
希少糖とは、自然界に存在する量が少ない単糖とその誘導体のことで、D-プシコースやエリスリトール、キシリトールなどが含まれます。
世界ふしぎ発見など、メディアで話題となっていて入手困難のようですね。オークションではとっても高値で取引されていますよっ
レアシュガースウィートの成分
レアシュガースウィートの原材料をみてみましょう。
希少糖含有シロップ
って何のことだかわかりません。
アマゾンでは
ぶどう糖38%以上
果糖25%以上
D-プシコース5%以上
その他糖類20%程度
という記載がありますね。
ということで、なんだー、希少糖100%ではないんですね。
ということで、なんだー、希少糖100%ではないんですね。
調べてみると、でんぷんから作られた異性化糖(ぶどう糖や果糖)をさらに異性化したものということなので、いわゆる「ぶどう糖果糖液糖」の一部が、希少糖になっているイメージでしょうか。
レアシュガースウィートのカロリー
レアシュガースウィートのカロリーは砂糖の80~90%です。
ってまたわかりづらい!
製品表示は「300kcal/100g」のようです。
D-プシコースはカロリーがほとんどありませんが、原材料の多くはぶどう糖と果糖ですから、
当然カロリーはあります。
虫歯の原因にもなると思います。
レアシュガースウィートと血糖値
レアシュガースウィートそのものは血糖値やインスリン分泌に影響があると思いますが、食後(食事に由来する)血糖値の上昇を抑える効果があるようです。
このため、糖尿病の方が使用する際は注意が必要です。
レアシュガースウィートの使い方
甘さは砂糖の90%程度、かさで砂糖と同量、重さで 2/3の量が目安です。
レアシュガースウィートのまとめ
レアシュガースウィートに含まれるD-プシコースそのものには、インスリン分泌促進、糖分解酵素の阻害、腸管からの糖の吸収抑制、肝グルコキナーゼの活性化といった複合的な作用により、食後(食事に由来する)血糖値の上昇を抑える効果があるようですが、わざわざ、ぶどう糖果糖と一緒になったものを摂ることには疑問を感じます。
食後(食事による)高血糖予防という観点だけなら、ベイスンなどのα-GI薬や難消化性デキストリンなどもありますし。
しかも、日常的な食事で十分な血糖値上昇を抑えるには、D-プシコースを5g程度摂取する必要があるようです。レアシュガースウィートなら、なんと100g!!
ならば、希少糖100%の製品は?と探してみましたが、D-プシコース98%のものは、1グラムで15,000円もするようです。(それでも、以前は70,000円もしたそうです。)
さらにさらに、「D-プシコースの食後血糖値上昇抑制作用は加熱調理によって阻害される」なんて論文まで見つけてしまいました…
じゃあもうエリスリトールでいいじゃん!
「夢の糖」というので、とっても期待して調べましたが、結局パルスイートゼロやシュガーカットゼロのほうが良さそう…